業界別流通経路の基本的役割




156f3348608f0a65319e2dc33a43d0bc_s商品仕入れは、どのメーカーと、又は卸しとどの様な契約を結ぶのか決まってますか?「供給企業の交渉力」「買い手の交渉力」「競争企業間の敵対関係」「新規参入業者の脅威」「代替品の脅威」を考慮したチャネル選択を。

まずは、大ざっぱすぎるけれど…基本知識として全体を見渡してみましょう。

①商品別流通経路の基本知識
食品 非食品
集配拠点による
分配と需給調整
卸売市場が散在する産地から取りまとめ、需給調整を行う メーカー主導で様々な流通経路を形成
温度帯別物流 常温、低温、定温(冷蔵、冷凍)などの物流チェーンシステム 主に常温の管理システム
中間業者の介在 中小規模の食品問屋への依存度が高い メーカーの政策により流通経路が大きく異なる

生鮮食品
食べる段階まで鮮度を一定に保たなければならない食品

消費期限 製造日又は加工日を含めて概ね5日以内の期間で品質が劣化する食品
賞味期限 品質の劣化が緩やかな食品
卸売市場・青果市場の仕組み
卸売業者 買参人

仲卸業者 →卸売→ 八百屋・肉屋など
↓卸売↓
大口業者 →搬出→ 量販店・スーパーマーケットなど
  • 加工食品
    食料品のうち、生鮮産品(魚・肉・野菜)を除く品目。家計で購入される食糧費のうち50%以上を占める。

    日配品 牛乳、豆腐、納豆、チーズ、マーガリンなど
    冷凍品 マイナス18℃以下の維持(JAS法で規定されている)
  • 医薬品
    2009年の薬事法改正で「薬局医薬品」と「一般用医薬品」に分類されている。
    一般用医薬品の3分類

    区分 販売対応者 副作用リスク 積極的情報提供 医薬品の例 通販
    第1類 薬剤師 特に高い 義務(書面必要) 胃腸薬、発毛剤 不可
    第2類 薬剤師
    登録販売者
    比較的高い 努力義務 風邪薬、漢方薬 不可
    第3類 薬剤師
    登録販売者
    比較的低い 不要 ビタミン剤、目薬

    ※いづれの類でも相談応需は義務
    ※第2類の通販は2013年5月末まで経過措置延長
    ※専門家の資格制度

    薬剤師 薬科大学6年+国家試験 すべての医薬品の販売応対が可能
    登録販売者 実務1年+都道府県試験 第2類・第3類医薬品の販売応対が可能
  • 衣料品
    買取 小売業者が卸売業者から買い取って、自己の責任において完売を目指す。
    委託 メーカーから販売を委託される仕入れ方式。返品自由。
    消化 メーカーが手持ち商品を売り場に置き、売れた分だけ仕入として計上する。
  • 化粧品
    制度品 制度品メーカーが販社を通して百貨店・専門店などへ
    セルフ品 制度品メーカーが販社を通して総合スーパー・コンビニなどへ
    一般品 一般品メーカーが化粧品問屋を経由し小売店へ(直接販売網の構築)
②卸売業のポジショニング
卸売業とは
生産者(メーカー)と小売業の中間に位置し、商品をメーカーや他の卸売業から仕入れ、(消費者以外の)小売業や他の卸売業および産業需要家などに販売する流通業。卸売業の種類

  1. 取扱商品分野からの分類:

    業種卸 ひとつの商品分野だけを扱う
    総合卸 小売業の品ぞろえに関連した多種多様な商品を取り扱う
  2. 現金問屋:
    現金支払、持帰り制の販売方式。セルフサービスで少量仕入れが可能。
③製造業の流通経路政策の基本知識
  • メーカーの流通シャネル政策
    直接流通シャネル  メーカーと消費者が直結して、メーカーが消費者に直接販売
    間接流通シャネル空間 解放的流通チャネル 卸売業(流通業)が介在
    選択的流通チャネル ある基準に基づき流通業を選別し制限
    排他的流通チャネル 専属の代理店による販売のみに限定
    流通経路の種類と卸売業
    0段階(直接)チャネル メーカー→ 消費者
    1段階チャネル メーカー→ 小売業→ 消費者
    2段階チャネル メーカー→ 一次卸→ 小売業→ 消費者
    3段階チャネル メーカー→ 一次卸→ 二次卸→ 小売業→ 消費者
 
 




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