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商業集積の基本的役割としくみ

規模、周辺業者、商圏の特徴等を、単独商店、その他の商業集積との関わりを比較してみましょう。

自店の地域的な存在意義や商品展開、世の中の移り変わりによる編成を考えるうえでの基礎的情報となります。

①中小小売業の現状と役割

②商業集積の変遷

商店街

ショッピングセンター(SC)

商業集積の種類

  1. 商店街の種類と特徴
    商店街の分類 商圏人口 立地 交通 購買動向の特徴
    近隣型商店街(57.4%) 地元1万人程度 徒歩、自転車 最寄品中心
    地域型商店街(30.9%) 10万人程度 大都市周辺 小都市中心 徒歩、自転車、バス 買回品に最寄品が混じる
    広域型商店街(5.3%) 20万人以上 県庁所在地などの都市中心部 買回品中心
    超広域型商店街(2.0%) 100万人以上 政令指定都市の都心部 遠距離からも来街、買回品中心
  2. ショッピングセンター(SC)の種類と特徴 ・テナントミックス: 小売業、サービス業、飲食業の各分野において、業種、店舗規模、売上予測などをこうりゅに入れて計画的に店舗を配置する。
    SCの分類 核店舗 テナント,商品展開 来店頻度
    • 近隣型SC ネイバーフッド
    • (NSC)
    • 商圏人口 2~3万人
    • 1,500~3,000㎡
    • スーパーマーケット
    • ホームセンター等
    小規模で日用衣料品店、家電店、飲食店など、最寄品中心 週に2~3回程度の来店頻度。
    • 地域型SC コミュニティ
    • (CSC)
    • 5,000~12,000㎡
    • GMS
    • 小型百貨店 (2以上)
    最寄品だけでなく、買回品の需要にも対応。 衣食住の質的向上の役割を担う。 月に数回の来店頻度。
    • 広域型SC
    • リージョナル
    • (RSC)
    • 15,000㎡以上
    • GMS
    • 百貨店等 (2以上)
    買回り品が中心。 流行品や高級品も提供する。 数カ月に1回程度。
    • 超広域型SC
    • スーパーリージョナル
    • (SRSC)
    • 30,000㎡以上
    • GMS
    • 百貨店など (3以上)
    総合品揃えスーパーと百貨店大型の専門店が複数(3以上)組合せ。 施設内に、映画館、スポーツ関連施設、アミューズメント施設など併設。