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(4)コミュやプレゼンのシステム化

なぜシステム化する?

すき焼き、肉じゃが、シチュー…どれか一つが作れればだいたいどれでもそれなりにできます。どれかを素晴らしくできるようになれば、他もそれなりにできます。これって大昔からの人の営みから生まれた美味しいシステム化でしょうね。

一度身につけると何も見なくても作れるようになり、味付けをアレンジできるようになります。また、システム化は実施や応用を容易にし、私たちに時間を与えてくれます。

コミュニケーションやプレゼンテーションについては、手順や効果的なネタ、テクニックなどの情報が氾濫しています。しかしシンプルで一貫し、応用のきくトレーニングは見ないです。

ここでは、プレゼンテーションやコミュニケーションをフレームワーク化したものに盛り込むものをレシピとして紹介します。あとは慣れとアレンジ次第です。

では、前回までの「5つのカテゴリー分類」「マスタリーラーニング」を踏まえたシステムの味付け、トッピングについて見ていきます。

事前の準備

システムに組み込む要素と手法

目的への重要ポイントを整理する

例え話: 要点をイメージ作る

問いかけ: 質問と求める回答の準備

ディスカッション: 方向性と着地点の維持

インタラクティブ(双方向)を維持する

交流により注意向けさせ引き込む

要点に関連したイントロダクションを用意する

媒体(ビデオなど)を活用する

楽しいアイスブレイクでやる気を刺激する

達成ベースで運営する

目標を明確にリストし伝える

目標を具体的にし焦点を絞る

自ら判断できるようにする

以前の内容を思い出させる

前の内容のコンセプトを思い出してもらう

クイズ、虫食いプリント、質問などで自ら行動をおこしてもらう

次へ進む準備を整える

小さく分けて提示する

聞き手にとって理解しやすくなる

トピックは数段落程度に明確に分割する

ビデオの各コマは数分程度の長さにとどめる

途中で達成度を評価する

繰り返しで記憶にとどめる

相互に進み具合を確認し自覚を高め積極的な姿勢へつなげる

各トピックの終わりに習得具合の確認行う

区切りごとに区切り全体を復習する

達成度をすぐに関係者で相互に確認する

齟齬があった場合すぐに修正できる

円滑な場合、繰り返すことで効果を高める

最終評価と内容の応用を行う

知識: クイズ、質問、復習の成果をチェックして評価する

実践応用: 関連した新たなテーマへ当てはめて評価する

今回のまとめ

次回は…

【次項】システムがどのように構成されているか、感覚をつかんでいただけたと思うので、次に、どうすればシステムを効果的に使うことができるか考えてみましょう。