”スペキュラトゥール”か?”ランチェ”か?

パレートによる人間の大別

スペキュラトゥールにはスペキュラトゥールなりの将来が、ランチェにはランチェなりの将来がある。

スペキュラトゥール(speculateur)

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もうこの辺で十分だと打ち切ることができないで、どうすればまだこれを変革しうるかと思索(スペキュレート)するあらゆる分野の投機的タイプの人々

:起業家、発明や政治・外交的再編成に従事する人々など

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ランチェ(rentier)

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型にはまった、着実に物事をやり、想像力に乏しく、保守的で、投機的な人々によって操られる側の人々など

:ストックホルダー[株主]、バックホルダー[鴨にされる人]

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具体的な場面では?

囚人の思索クイズにあてはめてみる。

  • 誰がスペキュラトゥールで、誰がランチェ
  • 誰がスペキュラトゥールであるべきか

  • 4人は会話できない。
  • の帽子2つずつどちらか知らされず被っている。
  • ゲーム開始から10分後に自分はか答える。
  1. 最上部BCの姿が見える
  2. 2段目Cの姿だけ見える
  3. 最下部)誰も見れない
  4. 独房中)誰も見れない

質問の2パターン

  • チームの人員配置における質問
    囚人の内、一人でも自分の帽子の色が分かれば全員が釈放される。
    →10分後全員が解放されたが、答えられたのは誰か?

    • スペキュラトゥールと、ランチェどのポジションに配置するかの考察に使われる。
    • 答えを導き出せる者を、答えが導き出せる場所に配置しなければ物事は解決しない。
  • 純粋に回答者(貴方)への質問
    自分の帽子の色が分かったら釈放され、間違うと死刑に処される。

    • 回答者がスペキュラトゥールと、ランチェのいずれのタイプであるかの判断に使われる。

見え方ヒント

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自分の帽子の色を答えられるのは

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  • A(BとCが両方白か黒の場合に限り、自分はその反対だとわかる)
    又は
  • B(BとCが異なってることから、Aが判断つかず答えられなとBが気づいた場合、B自身がCの反対だとわかる)

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解説

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  1. 見えるのはBとCだけ
    1. BとCが白、又は黒の場合:自分はその逆と分かる→(条件付で正解)
    2. BとCが、白と黒の場合:自分の色は特定できない(50%)
  2. 見えるのはCだけ
    1. Aが答えない場合:BとCはどちらかが白どちらかが黒でBはCが見える:
      (ただしAの答えない理由が上記理由で特定できない場合の条件付

      1. Cが白ならBは黒(正解)
      2. Cが黒ならBは白(正解)
  3. 誰も見えない(50%)
  4. 誰も見えない(50%)

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現実社会やトレードでは

組織の全員スペキュラトゥールである場合と、ランチェである場合、それぞれの組織の将来スペキュラトゥールたる将来であり、ランチェたる将来となることは間違いない。

実際はそんなことは稀であるとして、では、スペキュラトゥールとランチェであるスタッフをどの役職割り当てるかが問題となる。

Aはランチェで足りるが、Bはスペキュラトゥールでなければならない。逆の場合、つまりBがランチェで想像力に乏しい場合、様々思索を巡らすスペキュラトゥールであるAはBが答えないことに業を煮やす。組織編制において、AとBの配置を間違えることは致命的になることさえありうる。

考えて考えて考え抜く思索家であるスペキュラトゥールの行う業務業務足りうるが、ランチェの行う業務作業でしかない。十分な想像力を働かせず「成果を上げていると思うという状態に願う業績アップや改善はギャンブルに過ぎない

小さな事業体では

そもそもスペキュラトゥールは小さな事業体を選ばず、組織にはランチェしか居ない可能性がある。

適材適所という言葉は分かっていても実行に移せない状態から直ぐにでも脱しなければならない…でなければ経営者自身がランチェということになる。明日はないスペキュラトゥールが多い会社が勝つのは明らか

パレートの法則を当てはめたとすれば、10人居てもスペキュラトゥールは2人程ということになる。5人に満たない事業体の場合は…

重要なのは

「スペキュラトゥールたらんとして考え抜く」ということ。

参考書籍

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