商品仕入れは、どのメーカーと、又は卸しとどの様な契約を結ぶのか決まってますか?「供給企業の交渉力」「買い手の交渉力」「競争企業間の敵対関係」「新規参入業者の脅威」「代替品の脅威」を考慮したチャネル選択を。
まずは、大ざっぱすぎるけれど…基本知識として全体を見渡してみましょう。
①商品別流通経路の基本知識 |
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食品 |
非食品 |
集配拠点による
分配と需給調整 |
卸売市場が散在する産地から取りまとめ、需給調整を行う |
メーカー主導で様々な流通経路を形成 |
温度帯別物流 |
常温、低温、定温(冷蔵、冷凍)などの物流チェーンシステム |
主に常温の管理システム |
中間業者の介在 |
中小規模の食品問屋への依存度が高い |
メーカーの政策により流通経路が大きく異なる |
生鮮食品
食べる段階まで鮮度を一定に保たなければならない食品
消費期限 |
製造日又は加工日を含めて概ね5日以内の期間で品質が劣化する食品 |
賞味期限 |
品質の劣化が緩やかな食品 |
卸売市場・青果市場の仕組み |
卸売業者 |
→ |
買参人
仲卸業者 |
→卸売→ |
八百屋・肉屋など |
↓卸売↓ |
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大口業者 |
→搬出→ |
量販店・スーパーマーケットなど |
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②卸売業のポジショニング |
卸売業とは
生産者(メーカー)と小売業の中間に位置し、商品をメーカーや他の卸売業から仕入れ、(消費者以外の)小売業や他の卸売業および産業需要家などに販売する流通業。卸売業の種類
- 取扱商品分野からの分類:
業種卸 |
ひとつの商品分野だけを扱う |
総合卸 |
小売業の品ぞろえに関連した多種多様な商品を取り扱う |
- 現金問屋:
現金支払、持帰り制の販売方式。セルフサービスで少量仕入れが可能。
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③製造業の流通経路政策の基本知識 |
- メーカーの流通シャネル政策
直接流通シャネル |
メーカーと消費者が直結して、メーカーが消費者に直接販売 |
間接流通シャネル空間 |
解放的流通チャネル |
卸売業(流通業)が介在 |
選択的流通チャネル |
ある基準に基づき流通業を選別し制限 |
排他的流通チャネル |
専属の代理店による販売のみに限定 |
流通経路の種類と卸売業 |
0段階(直接)チャネル |
メーカー→ |
消費者 |
1段階チャネル |
メーカー→ |
小売業→ |
消費者 |
2段階チャネル |
メーカー→ |
一次卸→ |
小売業→ |
消費者 |
3段階チャネル |
メーカー→ |
一次卸→ |
二次卸→ |
小売業→ |
消費者 |
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