相続:遺産目録の意義

財産目録(ざいさんもくろく)とは、被相続人(亡くなった方)の財産一覧表のことです。

財産目録は、法的に必須ではないですが、相続財産の明確化や、相続税の申告や納付額の判断はもとより、遺産分割協議のトラブル回避に大いに役立ちます。

  • 作成料:20,000円~

記載内容と必要書類

プラスの財産

種類 記載内容 必要書類 必要書類が
無い場合
不動産 所在地(地番)、面積、評価額 固定資産税
納税通知書
(市区町村)
法務局で「不動産登記簿謄本・名寄帳」
預貯金 銀行名・支店名、預金の種類、口座番号、残高 通帳
キャッシュカード
銀行で「残高証明書」
有価証券 取引会社、銘柄、株数、評価額 取引報告書 小計会社で「残高証明書」
保険 保険会社、証券番号、保険金額、受取人 保険証券 保険会社で「契約内容照会」

無い場合は、まずは、各機関に再発行を要求してみましょう

マイナスの財産

下記の機関で、調査に必要な書類、手続きの流れを確認出来ます。

  • KSC(全国銀行個人信用情報センター)
    0120-540-558
    銀行系のローン(住宅ローン等)やキャッシングを調査できます。
  • CIC(株式会社シー・アイ・シー)
    0570-666-414
    クレジット系の契約内容を調査できます。
  • JICC(株式会社日本信用情報機構)
    0570-055-955
    消費者金融系の契約内容を調査できます。

作成例(裁判所データ)

各目録、その他のテンプレートと例を次に掲載しておきます。

財産目録

分割済

特別授益目録

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